【ワーホリ】オーストラリアでバリスタになりたい人に伝えたい4つのこと
2017/06/17
どうも むちこ(@Muu_Eia)です٩( 'ω' )و
私はシドニーでバリスタとして働いていましたが、最近twitter(@Muu_Eia)やinstagram(instagram.com/muchico_eia/)で仕事に関する問い合わせを何件か受けるようになりました。みなさんフォローありがとうございます。見てくださる方がいて本当に嬉しいです!やりがいになります!
そこで、よく受ける質問、また自分がよく返信する内容を記事にまとめることにしました!題して
「オーストラリアでバリスタになりたい人に伝えたい4つのこと」
です٩( 'ω' )و
---もくじ---
1.そもそもカフェの仕事とは
2.バリスタ経験・資格の必要性
3.ラテアートだけがバリスタの仕事ではない
4.レジュメの書き方、配り方
まとめ
1.そもそもカフェの仕事とは
よく「ラテアート見ました!私もカフェで働いてみたいです!」というメッセージを頂きます。
でも一概にカフェの仕事と言っても、いろいろな種類のポジションがあり、スタッフ全員がコーヒーを入れてラテアートを描いているわけではないんです。
ここで基本的なカフェ仕事のポジションを紹介します。
バリスタ
コーヒーを作る人です。同じ豆、ミルク、マシンを使ってもバリスタが変われば味も変わると言われています。コーヒー大国オーストラリアではコーヒーの味一つで客足が変動することも。
またお客さんとのコミュニケーションもバリスタの重要な仕事の一つです。「調子どう?」という他愛もない話や、いつもオーダーするお決まりのコーヒーなどの会話を、マシン越しに楽しむのも重要なコミュニケーションです。
シェフ
キッチン内で料理を作る人です。
オーストラリアでは食事の好みも人によって様々で「○○は無しで」「●●追加で」「△△を▲▲に変更で」という注文をするお客さんの多いこと多いこと。臨機応変な対応が必要になります。
キッチンハンド
料理の盛り付けや皿洗いなど、シェフの補佐役になる人です。
ウェイティングスタッフ
いわゆる「ウェイトレス、ウェイター」です。お客さんからオーダーをとったり、食事の提供、テーブルの片づけをします。
シェフの項目でも挙げましたが、複雑な注文をするお客さんもいるので(笑)英語力だけではなくコミュニケーション力も大事になります。あと何より重要なのは笑顔と元気だと思います。
オールラウンダー
ウェイティングスタッフとキッチンハンドなど、幾つかのポジションをこなす人です。お店によってこなすパートは変わってきます。
2.バリスタ経験・資格の必要性
「オーストラリアでバリスタとして働くには経験や資格はいりますか?」という質問に対してですが、経験に関してはYES、資格に関しては持っているに越したことはない、というのが私の答えです。
経験
オーストラリアでの職探しは経験・即戦力重視です。レジュメを渡してそのまま「じゃぁ試しに一杯いれてみて」と実力をチェックされることもあります。ここでオーナーの希望に応えられる実力がなければもちろん雇ってもらうことなんて出来ません。
経験がないとお話にならないと言っても過言では無いと思います。
ただ例外として「オールラウンダーとしてなら」や、また人間性を気に入ってもらえれば見習いとして雇ってもらえる可能性もあります。またそのお店の従業員が足りていない状況なのか、というのも大きい点です。つまりバリスタだけに限りませんが、経験だけでなく、タイミングや人間性もオーストラリアの職探しには大きく関わってくるのです。
ここで、まだ渡豪まで時間のある人にお勧めしたいのが、日本で少しでもいいのでバリスタの仕事をすることです。日本はオーストラリアほどエスプレッソ文化が浸透していないので、オーストラリアよりも仕事が見つけやすいです。またエスプレッソマシンの基本構造はどれもほぼ同じなので、基本の使い方さえ覚えればなんとかなると思います。
またオーストラリアは独自のコーヒー文化を持っています。ドリンクの名称など、日本では馴染みが無いものもあります。渡豪して闇雲にレジュメを配るのではなく、いろいろなカフェに行って、オーストラリアのコーヒーとはどんなものなのかというのを知るのもとても大切だと思います。泡の具合やショットの濃さ、温度など、各カフェの違いも楽しめます。バリスタとしての仕事の経験だけではなく、オーストラリアのコーヒーに対する経験も是非積んでみてください!
資格(バリスタスクール)
オーストラリアにはバリスタの講習を行っているスクールがたくさんあります。1日だけの短期のものから、語学学校と併設になっていて4ヶ月ほど通うタイプのものもあります。
実際私はこのようなスクールには通っておらず、資格も持っていません。経験だけで働いていました。
お客さんに「資格持ってるの?」と聞かれることもありましたが、それ以外に資格のことを気にしたことも気にされたこともありませんでした。
個人の見解としては、経験が既にある人には必要なく、オーストラリアに来てバリスタになりたいけど経験がまったく無い!という人には役立つ可能性もあるのでは無いかと思います。ただスクールに通って資格があるからといって、100%仕事が見つかるわけでもないのでご注意を。ここでもお店のタイミングや人間性が関わってくると思います。
3.ラテアートだけがバリスタの仕事ではない
「ラテアート素敵ですね!バリスタ憧れます!」というメッセージもたまにいただきます。本当に嬉しいです!ありがとうございます!!
ただ、バリスタはアートを描くことだけが仕事では無く、美味しいコーヒーを淹れることが仕事なんです。
これは私が直接ボスであるバリスタから言われた言葉なのですが、まさにその通りで、アートを描くことに集中しすぎて、他をおざなりにしてはならないのです。ショットの味やミルクの温度、提供するスピードのほうが、アート以上に大切です。
初心忘れるべからず、ですね。
4.レジュメの書き方、配り方
レジュメの書き方に関してはいろいろなところで情報が公開されているのでそちらを参考にしていただければと思うのですが、バリスタ経験がある人は大いに主張していきましょう!またキッチンハンドやウェイティングスタッフとしての経験があれば、オールラウンダーとして雇ってもらえる可能性も上がります。使える経験はフル活用していきましょう!
配り方に関しては、場所を選ばないのであれば手当たり次第ばらまいてみてください。ただし返事がこなくても落ち込まないこと。落ち込んでいる暇があったら1件でも多く配った方が採用の可能性が上がります。
レジュメをローカルカフェに配るのは、本当に緊張しますし、勇気がいります。私もそうでした。ですが、受け取る側からしたらお客さんが来たのと変わりません。終身雇用の会社に正社員としてアプライするわけでは無いので、気軽にいきましょう٩( 'ω' )و
まとめ
以上、むちこがオーストラリアでバリスタになりたい人に伝えたい4つのことでした。
この記事が誰かの参考になったら幸いです٩( 'ω' )و
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